本日のYAhooのトップ広告、
— 伊藤 叡 (@fussanoai) October 3, 2019
協和発酵バイオのシトルリンZn
宣伝にのって購入し飲んだら
翌日から身体を壊し4日間も
起き上がれなかった。
利用 ご注意。
そんなわけで、今回は「シトルリンZn」の副作用について!
医薬品原料メーカーが販売するサプリは果たして安全なのでしょうか?
危険な成分は含まれていないのか?
また、商品として信頼できるのか?
など深堀りしていくので、ぜひ参考にして下さい。
Contents
シトルリンZnの3つの特徴
まずはシトルリンZnがどんなサプリなのか、特徴をおさらいしましょう。
医薬品原料メーカーが知見を活かし開発した精力サプリ
シトルリンZnは、医療品原料メーカー「協和発酵バイオ」が開発・販売しています。
原料開発の過程で培った技術と知見を活かして開発された、期待の精力サプリ!
そもそも協和発酵バイオとは、飲料メーカー「KIRIN」グループでバイオケミカル事業を展開する会社。
同社が作る原料は、飲料用としてKIRINの清涼飲料にも使われているんです!
他にも医療や化粧品、もちろんサプリとそれぞれに適した原料を日々開発・販売しています。
例えば医療から食品まで広く使われる「アミノ酸」。
さらにサプリや化粧品に重宝される「コラーゲン」など商品は様々。
特にアミノ酸の製品化に関しては世界初の「発酵法による工業生産」に成功した実績を持ちます。
ちなみにシトルリンもアミノ酸の一種なので、シトルリンZnのクオリティはかなり高そうですね。
種類ではなく、”成分量”に拘っている
名前を見れば分かる通り、シトルリンZnはシトルリンに拘って作られたサプリです。
拘りを裏付けるように、シトルリンの配合量は一般的に推奨されている量の3倍である2400mg!
シトルリンを押し出している他のサプリでも1日あたり800mg程度が多い中、驚異の配合量です。
もちろんシトルリンだけでなく、亜鉛や葉酸、ビタミンB群も配合。
しかしこれらの成分はあくまでシトルリンの「サポート」といった位置づけです。
あれこれ色々な成分を掛け合わせて個性を出すサプリとは違い、成分の「量」に拘っている印象ですね。
明らかにシトルリンを主軸とした処方に、協和発酵バイオの本気が伺えます。
初回限定で10日分を980円で試せる
シトルリンZnは通常30日分8,100円。
しかし、初回の注文に限り10日分を980円でお試し可能なんです!
通常価格を10日分で換算すると2,700円なので、なんと約64%引きで試せるんです!
かなりのお値打ち価格!
さらに10日分というのもポイントです。
初回限定○%OFF! といった広告はよく目にしますが、ほとんどが現品(30日分)の話。
もし体に合わなかった場合大量に残してしまうことになります。
10日分なら、最初の1日2日で飲めなくなった時にもあまり惜しくはありませんね。
ただし、お試しセットは1世帯1セット限り。
同じ住所=一世帯とカウントされるため、同一住所に住んでいる別の人であっても注文できません。
勤務先での受取も不可なので注意して下さい。
シトルリンZnの副作用を徹底分析してみた
それでは、早速副作用について様々な角度から分析していきます。
配合成分の種類と配合量
まずはシトルリンZnの配合成分に副作用のリスクはあるかどうか。
各成分の特徴と配合量から調べていきます。
シトルリン(1日2,400mg)
シトルリンはスイカを筆頭とするウリ科の植物に多く含まれるアミノ酸の1種。
協和発酵バイオでは、独自の発酵法で製造した高純度の「発酵シトルリン協和」を使用しています。
体の巡りを促す成分として、運動サポート系から活力アップ系まで多くのサプリメントに使用されていますね。
シトルリンZnは当成分を業界最高レベルの2,400mg配合が売りの商品。
しかし、そんなに多くのシトルリンを1日に摂取して大丈夫なのでしょうか?
食品安全委員会では1日に800mg摂ることが望ましいとしています。
一方で、実は摂取上限は定められていません。
要するに理論上は「どれだけ摂取しても問題ない」のです。
さらにシトルリンは健康食品に分類される成分です。
非常に安全性の高い成分と言えるでしょう。
亜鉛(1日8mg)
亜鉛は人体に欠かせない必須ミネラルです。
牡蠣や豚レバー、牛赤身肉などに含まれています。
とは言え、中々1日に必要な量を食事からだけで摂取するのが難しい成分。
不足すると味覚障害や免疫力の低下、成長障害、男性ならEDと様々な疾患を引き起こしかねません。
なのでなるべく意識して摂っていきたいもの。
亜鉛自体は毒性が極めて低い成分なので、適正量摂取していれば副作用の心配はありません。
ただし、適正量以上の亜鉛を継続的に接種するのは少し危険です。
厚生労働省のガイドラインによると、亜鉛の適正摂取量は健康な男性で1日11mg。
安全に摂取できる上限は40mgと定められています。
上限を超える量を摂取しすぎるとこれまた色々な疾患を引き起こしかねないので、多すぎても少なすぎてもダメ!
とはいえ、シトルリンZnの亜鉛の配合量は8mg。
食品から摂る量の平均である8mgと合わせても上限を超えることはほぼなく安全ですね。
ビタミンB6(1日1.2mg)
タンパク質の分解を助け、エネルギー代謝の補酵素となるビタミンB6。
アミノ酸の代謝とも関係し、皮膚や粘膜の維持にも役立つビタミンです。
色々な食品に含まれていますが、ヒヨコ豆や赤身肉、マグロ、バナナ、カツオなどに多く含まれていますね。
さて、シトルリンZnにはビタミンB6が1.2mg配合されていますが、副作用についてはどうでしょうか?
ビタミンB6は亜鉛と同じく成分自体に毒性はほとんどありません。
しかし過剰摂取によって抹消感覚神経障害や筋肉の脆弱などを引き起こすことが分かっています。
ちなみに1日の耐容上限量は55~60mg(健康な成人男性の場合)。
ビタミンB6は広く様々な食品に含まれているものの、マグロ90gで0.9mg程度です。
シトルリンZnで1.2mg摂取しても、過剰摂取になることは無いと見ていいでしょう。
ビタミンB12(1日2.0µg)
ビタミンB12は肉類や魚類など動物性の食品に含まれています。
造血作用に関して非常に重要な役割を果たすビタミンですが、必要量はごく僅か。
そのため、ビタミンB12が不足することはほぼ無いでしょう。
さらに、ビタミンB12は水溶性のため過剰に摂ったとしても不要な分は体外に排出されます。
なので推奨摂取量のガイドラインはあっても、耐容上限量の設定はありません。
ビタミンB12自体にも副作用はほとんどありませんが、稀に食欲不振や下痢などの症状が出ることがあります。
しかしかなりのレアケースですのでほとんどの場合で心配は無用です。
葉酸(1日200µg)
あまり聞き馴染みのない人も多いかもしれませんが、実はビタミンB群の仲間です。
妊活をされている方なら「葉酸サプリ」の名前を聞いたことがあるでしょう。
葉酸はビタミンB12と共に、赤血球の生産を助ける役割を持っています。
妊婦さんにもよくオススメされる成分なので、もちろん安心・安全。
副作用も特にありません。
ただし、亜鉛やビタミンB6と同じように耐容上限が定められています。
上限は1日1,000µgまで。
過剰に摂取するとビタミンB12欠乏で引き起こる神経障害の症状を隠してしまいます。
その結果、発見が遅れ重篤な状態になる恐れがありますので注意しましょう。
とは言え、ビタミンB12をちゃんと摂取できていれば問題はないので、シトルリンZnに関しては大丈夫ですね。
口コミ調査
成分は安全だとわかりましたので、今度は口コミを調査してみました。
しかし、体調を崩している方は冒頭で紹介した方しか見つかりません。
本当に副作用があるなら他にも呟いている方がいそうなものですが……?
ちなみに、冒頭の方の一連のツイートを見てみると、糖尿の専門医に診断する予定があるとのつぶやきがありました。
協和発酵バイオの毒薬 第7弾
— 伊藤 叡 (@fussanoai) September 19, 2019
最新作の良い薬として売り出し始めたシトルリンZn
とんとネットでのPRが出なくなりました。
うがった見方をすれば問題が発生し販売中止に
なっているのかも(邪推が過ぎる?)
本日、糖尿の専門医と相談する事になっているので
場合によれば保健所に現物を持ち込みます。
ただ知り合いの専門医に相談しただけかもしれませんし、冒頭の方が糖尿病かどうかは分かりません。
ただ、もし本当に糖尿病だとすれば元々体調が悪かった可能性は高くなります。
また、何らかの疾患で治療を受けていれば当然服薬もされているので、薬の飲み合わせで副作用が出た可能性もあるかもしれませんね。
筆者の体験談
最後は3ヶ月間の実体験に基づいて分析します!
結論から言うと、シトルリンZnが原因と思われる副作用は全くありませんでした。
もちろん二日酔いや風邪なんかで一時的に体調を崩したことはありましたが、明らかにシトルリンZnのせいではないです。
試しに少し量を増やして飲んでみた時期もありましたが、身体に不調が出たりすることも無かったですね。
筆者の個人的な経験からにはなりますが、とても安全性の高い商品だと言えます。
こんな人は副作用に要注意!
これまで調べたことを総合すると、シトルリンZnは商品レベルでは極めて安全です。
ただし、以下に当てはまる方は服用の際に注意が必要でしょう。
- レバーや豚肉をたくさん摂取している
- 高血圧で降圧剤を服用している
まずは1の項目から説明しますね。
レバーや豚肉は亜鉛が豊富に含まれています。
配合成分の解説の欄で説明した通り、亜鉛の上限摂取量は1日40mg。
いくら普段の食事で上限を突破することは少ないと言っても、毎日大量に食べていれば当然超えてしまいますよね。
亜鉛の過剰摂取はめまいや銅の吸収阻害など多くの副作用が発生する可能性があります。
シトルリンZnには亜鉛がすでに8mg含まれているので注意しましょう。
続いて2について。
シトルリンZnのメイン成分、シトルリンには降圧剤と同じような作用があります。
併用すると強く効きすぎて、過剰に血圧を下げてしまう恐れも。
心配な場合はかかりつけの医師に相談しましょう。
協和発酵バイオは実は懸念点が1つ
キリングループ傘下で、高品質な原料やサプリを製造している協和発酵バイオ。
非常に信頼できる会社なのですが、1つだけ懸念点が。
それは2020年にGMP認証の違反が明らかになったこと。
国の承認内容と異なる方法で医薬品原薬や添加剤を製造していたとして、山口県が昨年、協和発酵バイオ(KHB)に医薬品医療機器等法に基づく行政処分を命じていた問題で、親会社のキリンホールディングス、グループ会社の協和キリンの委託を受けたグループ調査委員会は、GMP違反に至った原因や背景をまとめた調査結果を発表した。KHB山口事業所の防府工場が製造する医薬品60品目全てにおいて、合計約2300件の標準作業手順書(SOP)と製造実態の齟齬が発見され、その一部は承認書等とも齟齬が生じていたことが明らかとなった。
ちなみにGMP認証とは、きちんと衛生環境を遵守していると認定された工場に与えられる認証です。
GMP認証違反の対象となったのはおそらく山口事業所。
協和発酵バイオのHPによると、同事業所はアミノ酸の研究・製造をおこなっているようです。
そのため、シトルリンZnに使われているアミノ酸も影響を受けている可能性が考えられないでしょうか。
「GMP違反=衛生環境に著しく大きな問題が発生し副作用リスクが高くなる」という訳ではもちろんありません。
しかし、規定の手順書とずれたことで原料や製品に何らかの影響が出ている可能性もゼロではないと言えます。
GMP認証違反をどう見るかは人それぞれですが、念のため頭に入れておくといいでしょう。
【まとめ】シトルリンZnは副作用リスク低めの高安全性サプリ
調査の結果、シトルリンZnは副作用リスクの低いサプリだと分かりました。
商品開発の面では、成分量にこだわって作られています。
シトルリンの配合量は他社のサプリと比べて断トツに多く、他の成分も国が定める推奨摂取量にほぼ近い数値。
巡り成分であるシトルリンをしっかりと摂りたい方にはオススメできるサプリです。
また、初めての購入なら10日分で980円とお手頃価格なので、気軽に試せるのもいいですね。
ただし、GMP認証違反については懸念が残るのは否めないでしょう。
どうしても気になる人は、他のサプリを検討してみても良いかも知れません。